のぼり広告は洗濯・メンテナンスもすべき
大きな道路の路面にある自動車販売店などにたくさん設置されているのぼり広告ですが、稀に少し変わった形のものも見かけることでしょう。
自動車販売店などで見かけることが多いのぼり広告ですが、特に路面店だとかなり汚れてしまいます。
のぼりの色が黒色等だと汚れも目立ちにくいのですが、爽やかさアップのために白色などの明るい色を用いていることも多いでしょう。
もし汚れてしまっていると訪れたお客さんは良い印象を持ちませんし、「のぼり広告が汚れている=車も汚れている?」という疑念さえ生まれるかもしれません。
こうなると何のためののぼり広告かわかりませんし、売るためではなく、不信感を持たせるために宣伝をしていることになります。
かなりの機会損失となりますので、定期的に洗濯をすることが推奨されます。
のぼり広告の多くは、屋外用インクを使用し、雨などの水濡れの対策を行っています。
また、日差しによる色褪せの対策を行っているのぼり広告もあります。
このようなことからどう扱っても平気だと思われがちですが、のぼり広告は薄い生地を使用していますので、洗濯機で乱暴に洗ってはいけません。
のぼり広告の洗濯について
もし洗濯機で洗うと、生地に傷みが出ることがあります。
インクの材質と洗剤の相性によってはインクにじみ、インク薄れも出てしまうでしょう。
のぼり広告のお手入れは必ず手洗いでしてください。
手洗いの方法ですが、これは汚れの程度で分けてください。
少しでも汚れていれば、タオル、雑巾などを濡らし、インクのにじみや素材を傷めないように気をつけながら、汚れをふき取りましょう。
もしも落ちなければ、普段、日常の台所で使用する中性洗剤をのぼり広告の汚れの部分に、素材が傷まない程度にかけて、タオル、雑巾で素材を傷めないように注意しながら擦り落としをしてください。
ちなみに、布だからと言って洗濯用洗剤は使用するのはNGです。
洗濯用洗剤は洗浄力が強いため、インクのにじみや素材を傷めてしまう原因になりかねません。
中性洗剤で優しく擦り落としを行い、最後にすすぎましょう。
特別な洗剤を用意する必要はなく、普段家庭で使用している中性洗剤で十分です。
このような手順でのぼり広告の手入れを行った場合は、乾燥については別段気にする必要はありません。
普段通り、のぼり広告を設置し、そのまま自然乾燥を行えば(天気が良い日に行いましょう)綺麗なのぼり広告となるはずです。
ただ、仕舞う際に次にすぐ使えるようにと手洗いした後にそのまま放置しておくと、カビ、変色等を引き起こすことがあります。
その場合は次にのぼり広告を設置する前にまた改めてのぼり広告の手入れを行うことをおすすめします。
このように洗濯・メンテナンスをすることで、よりのぼり広告を長持ちさせることができます。